ちゃんとやってるもーん

研究やってる人の研究じゃない方の記録. courage, confiance, affection et espoir.

ふしぎ

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だいぶ前のまとめだけど、わかるところはあった

ジェンダーとか難しいことはよくわからないけれど、わたしが未来に望んでいることはまさしくこんなテーマだったりするのでちょっと語ってみる

 

わたしはありがたいことに、高校で理系選択して物理学科に進学してD2まで進んだいままで、一度も周りから「女なのに」とかそういう系のへんなこと言われたりはしなかった(と思う)(忘れてるもしくは鈍感で気づいていないこともあるかもしれないけど)

両親も特になにも言わなかった 両親はこの子変わってるなあとは思ったみたいだけど、中学受験を自分で決断したころからいつでも人生の岐路?の選択はわたしに任せてくれた わたしの人生だからねって考えらしい

恵まれてると思う

 

周りから物理なんて珍しいねとは言われたけど、珍しいねなんて言われるのは左利きのおかげで慣れてたからそんなになんとも思わなかった

だけど確かに、「女の子は理数系が苦手」って固定観念があることは知っていた そしてそれが無意識に女の子達の視野を狭めていることは容易に想像できた

変なのって思った

学部生のころ、個別塾でバイトしていた

女性で理系のわたしは即採用だし即担当生徒がついてあれよあれよと担当生徒が増えた(引く手数多なのは嬉しかったなーわりと出勤日やコマ数のワガママ聞いてもらえたし)

担当はみんな女の子だった 結局男の子の担当に着いたのは最後の年のたった1人だけだった

 たいがい算数とか数学だった そしてたいがい苦手意識を持っていた 高校生の子は理系文系選ぶのにみんな文系にいってしまった

苦手意識を持っている子のなかには本当に出来ないという子はそんなにいなかった 自分はできないんだって思っているだけで実際目の付け所がよかったりすんなり理解したりとこっちが教えるのに苦労しないこともよくあった

きっとこの子はセンスがあるから高校で理系選択もありだなあって思うこともあったけどことごとくみんな文系に行ってしまった

文系もいいと思うけど、よほど理数系苦手だとか嫌いだとか、文系がすごく好きとかなければせめて高校の間は理系に行っとけば選択肢広げられるのに、とは思った

あくまで想像だし本人達には聞けなかったけど、やっぱり女性は文系にいくものって固定観念あるのかなあなんて思ったりした 

 

そしてわたしは考えた

固定観念がつく前に、苦手意識がつく前に、理数系に面白さを根付かせればいいんじゃないかって

そうしたら、きっと理系にいく女の子は増えるんじゃないかって

まあ、ただ自分の仲間を増やしたいだけとも言える 正直そうだったし 物理学科は化学とか生命とか数学に比べると女子少なくて寂しかったし(少ないから逆にみんなで仲良く楽しく大学過ごせたのは良かったけど)

塾講時代には実践するまではいかなかった、そんな余裕もなかったし

 

あれから数年

いま私は母校で非常勤講師の仕事をしている

この仕事を受けた根底にはその当時の願いを思い出したことがあった

授業を持たせてもらえるのだからちょっとでも理科への好奇心を消さないように、ちょっとでも面白いと思ってもらえるように、ちょっとでも興味を持って疑問を持ってもらえるような伝え方をしようと決めた

今もその気持ちは変わっていない まだ試行錯誤を繰り返しているけどきっと試行錯誤は終わらないと思う

忙しさにその決意を見失いかける時もあるけど、これからも持ち続けていこう

いつか実を結ぶといいのだけど 結んだところでわたしにはわからないのだけどね

ちょっとでも理系の女性の比率が増えれば,「珍しい女性の人」という看板ではなくて中身で一人一人を見てもらえるようになるのかな

 

あ,でも 

文系のひとのことは素直に尊敬している わたしには出来ないことが出来るわけで、わたしに持っていないものを持っているから

中高の頃の友人でも文系の人はいるけど,彼女たちの能力を羨ましく思うこともある

だけど、現状として女性の文系理系の比率があまりにも偏っているのは本当に?と疑いたくなる

ふしぎ

 

わたしはもっとわたしの仲間が増えればいいと思っている

でもいっぱい増えたらわたしの能力程度じゃ居場所なくなるかな なんてね 笑